レシピアクション

レシピ管理をプログラミングするために使用されます。

ダウンロード(レシピ)

HMIデバイスフラッシュメモリからコントローラ(PLC、ローカル変数、プロトコルによる)にレシピデータをコピーします。

パラメータ コメント
レシピ名 ダウンロードするレシピの名前
レシピ数

コピーするレシピセット数

curSet = 現在選択されているレシピセットをダウンロードします。

アップロード(レシピ)

コントローラ(PLC、ローカル変数など、プロトコルによる)のレシピデータをデバイスのフラッシュメモリに保存します。

パラメータ コメント
レシピ名 アップロードするレシピの名前
レシピ数

コピーするレシピセット数

curSet = 現在選択されているレシピセットをアップロードします。

書込み(現在レシピ)

選択されているレシピを現在のレシピセットに設定します。

パラメータ コメント
レシピ名 現在のレシピに設定されているレシピ名
レシピ数 現在のレシピセットとして定義するレシピセット
ダウンロード(現在レシピ)

レシピデータの現在のセットをコントローラにダウンロードします。

パラメータは不要です。

アップロード(現在レシピ)

コントローラのセットを現在のレシピセットにアップロードします。

パラメータは不要です。

初期化(レシピ)

レシピデータの初期設定を復元します。元のレシピデータはアップロードされたレシピを上書きします。

初期設定にリセットするレシピを選択します。

データ出力(レシピ)

レシピデータを内部または外部ストレージにダンプします。データは.csv形式で保存されます。

パラメータ コメント
レシピ名 ダンプするレシピの名前。
RecipeDataSet

ダンプするレシピデータセットを選択します

RecipeName=AllRecipesのときは無効です。この場合、すべてのデータセットがダンプされます。

保存先

移動先フォルダ

  • 内部 = \Flash\QTHMI\workspace\Dump
  • USBドライブ = \USBMemory
  • SDカード = \Storage Card
  • パブリックネットワーク = \\<hostname or IP>\sharePath
  • プライベートネットワーク = \\<username>:<password>@<hostname or IP>\sharePath

注意:外部メモリにサポートされたフォーマットは、FATあるいはFAT32です (NTFSフォーマットはサポートされません)。

注意:プライベートネットワークはBSPバージョン1.0.25以降のLinuxデバイスでのみサポートされます。

ファイル名

ファイル名を指定するタグ

次のワイルドカードを使用できます。

  • %r = レシピ名
  • %d = データセット名

例:%r_%d

日付時刻接頭辞ファイル true = 出力されたファイル名に日時が付けられます。(例: D2012_01_01_T10_10_recipe1.csv)
時刻形式

時刻の形式

  • Local = エクスポートされた時刻値はHMIデバイスの時刻です。
  • Global = エクスポートされた時刻値はUTC形式です。
KeepCaseSensitivity

大文字と小文字を区別します。

Linuxでのみ適用できます。他のプラットフォームでは、小文字で保存されます

データ復元(レシピ)

以前に保存されたレシピデータを復元します。

パラメータ コメント
レシピ名

復元するレシピ

  • AllRecipes
    すべてのレシピのデータは、外部ファイルから読み取られたデータで置換されます。
  • CurrentRecipe
    現在選択されているレシピのデータのみが、外部ファイルから読み取られるデータで置換されます。
レシピデータ

RecipeName=CurrentRecipeのときにのみ使用できます。

復元するデータセットを選択します。

  • AllRecipeDataSet
    すべてのデータセットが復元されます。
  • curSet
    現在選択されているデータセットのみが復元されます。
復元形式

RecipeDataSet=AllRecipeDataSetのときにのみ使用できます。

このパラメータは、復元するファイル内のデータセット数がHMIデバイス内のデータセット数と一致しないときの動作を定義します。

  • 置換
    デバイス内のすべてのデータセットが削除され、CSVファイルのデータセットで置換されます。
  • Match
    同じデータセットIDのデバイス内のデータセットのみを置換します。
  • MatchAndAdd
    デバイス内にある同じデータセットIDのデータセットを置換し、CSVファイル内にあるデータセットを追加します(注意: デバイスにあり、CSVにはないデータセットはデバイスから削除されません)。
保存先

ソースフォルダ

  • 内部 = \Flash\QTHMI\workspace\Dump
  • USBドライブ = \USBMemory
  • SDカード = \Storage Card
  • パブリックネットワーク = \\<hostname or IP>\sharePath
  • プライベートネットワーク = \\<username>:<password>@<hostname or IP>\sharePath

注意:外部メモリにサポートされたフォーマットは、FATあるいはFAT32です (NTFSフォーマットはサポートされません)。

注意:プライベートネットワークはBSPバージョン1.0.25以降のLinuxデバイスでのみサポートされます。

ファイル名 実行時にファイル名を読み取る関連付けられたタグ。
参照ダイアログ表示

true = 読み取るファイルを参照する[開く]ダイアログを表示します。

false = ダイアログは表示されません。

データ追加(レシピ)

新しいデータセットを選択したレシピに追加します。新しいデータセットが定義済みのデータセットの最後に追加されます。

パラメータ コメント
レシピ名 データセットが追加されるレシピ。
コピー元 新しいデータセットを初期化するためにパラメータ値がコピーされるデータセット
データセット名

新しいデータセットの名前。

ここでは、タグ参照を使用できます。

データ削除(レシピ)

選択したレシピからデータセットを削除します。データセットを削除すると、続くデータセットの一番号が再編成されます。

パラメータ コメント
レシピ名 データセットが削除されるレシピ。
データセット 削除するデータセット。